<結納の知識>
2007/11/20 日記<結納>
結納
結納(ゆいのう)とは、結婚の確約の儀式。婚約式。両家が親類となって「結」びついたことを祝い、贈り物を「納」め合うということをいい、一般的には夫|新郎家から、妻|新婦家へ、お金と縁起物の品を納める。結納は通常、公の場でなされることはないので、あくまで両家の間の私的なものだが、結納によって「結婚をします」という約束を正式に交わしたことになる。他の冠婚葬祭と同様に、地域によってその仕来りは様々である。現在では、格式張った結納を行わず、結婚式・結婚披露宴に先立って新郎新婦の両親や家族と共にする食事会などで、婚約の確認を済ませることも多い。また、仲人を立てないことも多い。
結納の手順
結納は、地域によって多種多様であるものの、正式には次のような手順で行われる。# 仲人が新郎家へ赴き、結納品を預かる。
結納品
結納品として用いられる物も地域によって多種多様である。結納品にはそれぞれめでたい意味づけがなされている(→語呂合わせ)。結納品は水引で豪華に飾られ、一式で数万円から数十万円がかけられる。おおまかに関東と関西でその内容が異なる。結納品の数は5品・7品・9品など奇数とされる。偶数は2で割れることから「別れる」ことに通じるため避けられる。
関東
関東では、新郎・新婦とも同格の結納品を用意し、互いに「取り交わす」ものとされる。結納品は一式ずつ一つの白木台に乗せられる。結納金の半額を結納返しとする。結納品自体は関西よりもシンプルな物である。
関西
関西では、結納品は新郎側から新婦側へ「納める」ものとされる。新婦側は、結納金の1割程度にあたる価格の結納品を用意する。結納品は一品ずつ白木の台に乗せられる。新婦側は新郎側へ、結納金の1割程度の額の金品を結納返しとして贈る。結納品は関東よりも豪華な物となる。家族書・親族書などが付されることもある。
結納金
結納金とは、結納の際に新郎家から新婦家へ贈られる金銭である。「御帯料」「小袖料」「帯地料」などと呼ばれる。一般に新郎の給料の2ないし3ヶ月分とされる。結納金の本来の意味は、昔は花嫁衣裳を贈ったが今は豪華・華美になり、女性側にお好きなものをお選びくださいという意味で現金に変わった。決して花嫁道具の支度金や、本人をもらいうけるような意味ではない。
新婦側は、結納金の1割から5割(関東では5割。関西では1割。)にあたる金品を、結納返しとして新郎側へ贈る。「御袴料」(おんはかまりょう)とも呼ばれる。関西では結納返しの金額が少ないので、それをあらかじめ見込んでおいて、新郎側の出す金額も、関東よりは少なめになる。
結納の意義
結納はただの形式的な手続きではなくて、この手続きによって婚約を確定するという意義がある。位置的には、「口頭の婚約」と「結婚式」の中間に当たる。婚約破棄をした場合に払う金(慰謝料・違約金)も、結納以前と結納以後では異なる。その差額はおおむね結納の額である。つまり、結納を交わすことで、その分の額が上乗せされる。
関連項目
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